引っ越したばかりの街で、話し相手がひとりもいない。家で過ごす時間が多くて、誰かと雑談したい。そんなとき、「遠くで探さず、いちばん近い場所で見つける」という発想のアプリがあります。
Jipkok(ジプコク)は、近くのご近所の友達をつくるチャットコミュニティです。2026年9月1日に配信が始まった新しいサービスで、韓国語・英語・日本語・中国語(繁体字)の4言語に対応しています。
距離順で眺めて、レター一通から始める
周りの人は「最近アクセスした順」「近い順」「いいねを多くもらった順」で眺められます。プロフィールとコメントを見て、どんな人かを確かめてから動く流れです。
最初の一歩は「レター」。ぎこちないあいさつは手紙形式で十分、という設計で、会話が続けばリアルタイムチャットで写真や動画も交わせます。レターの送信にはポイントを使いますが、毎日の出席や広告視聴でもポイントがたまる仕組みです。
「はじめまして、レターありがとうございます」「ご近所さんですね!朝の写真見ました」。日常のワンシーンをきっかけにした会話が、公式の描く利用イメージです。

写真フィード・悩み掲示板・誰にも見せない日記
このアプリ、チャット以外の機能がかなり盛り込まれています。
まず「時間帯ごとの写真フィード」。1時間に1枚、投稿した時間帯とともに記録され、午前のコーヒーから夜の夜食まで、お互いの一日をのぞき合えます。次に「悩み掲示板」。名前を明かしにくい話は匿名で打ち明けられ、ご近所さんがコメントで答える仕組みです。そして「自分だけの日記」。1日1編、写真や動画と気分の絵文字を残せて、誰にも公開されません。
交流アプリとライフログの中間のような、ちょっと珍しい組み合わせです。
Jipkokの料金:1ポイントあたりの単価を読む
ダウンロードと登録は無料です。ストアの「アプリ内購入」欄には、2026年10月23日時点で以下の6項目が並んでいます。
| 項目 | 価格 | 1ポイントあたり |
|---|---|---|
| 1,000ポイント | 150円 | 0.150円 |
| 3,000ポイント+300ボーナス | 500円 | 約0.152円 |
| 5,000ポイント+750ボーナス | 800円 | 約0.139円 |
| 10,000ポイント+2,000ボーナス | 1,500円 | 0.125円 |
| 30,000ポイント+7,500ボーナス | 5,000円 | 約0.133円 |
| 50,000ポイント+15,000ボーナス | 8,000円 | 約0.123円 |
※価格とポイント数はストアの表示どおり。「1ポイントあたり」はボーナス込みの合計ポイントから当サイトで算出しました。
読みどころがひとつあります。高額になるほど安くなる流れの中で、5,000円の項目だけ1,500円の項目より単価が高いのです。まとめ買いするなら、8,000円か、1,500円の積み重ねが計算上は有利になります。どの操作に何ポイント必要かは表示から読み取れないため、課金前にアプリ内の購入画面で確認してください。なお、レターのポイントは出席と広告視聴でも無料でためられます。
Jipkokの評判:まだ評価が付いていないアプリ
App Storeの評価は、2026年10月23日時点でまだ付いていません。配信から約2か月ですが、星の数もレビュー件数もゼロの状態です。
配信直後のアプリは、第三者による検証記事やまとめもほとんど存在しません。検索しても情報が少ないのはそのためで、「悪い評判がない」のではなく「評判自体がまだない」と読むのが正確です。判断材料は公式の案内と自分の使い心地が中心になります。
サクラはいる?知り合い除外とモニタリングの案内
会話の相手が運営のサクラなのか、誘導や金銭目的の業者なのか、普通のご近所さんなのか。実はこの区別は、外からは誰にもつきません。ネットの検証記事には「サクラがいた」と断定するものもありますが、書いた本人にも区別できない以上、その断定は鵜呑みにできないと考えたほうがいいでしょう。
公式の案内としては、運営がプロフィールと投稿を常時モニタリングし、通報は確認のうえ24時間以内に対応するとされています。面白いのは「番号ブロック」で、あらかじめ電話番号を登録しておくと、その番号で登録した人(=リアルの知り合い)とは互いに表示されなくなります。ご近所アプリの「知り合いに見つかる」不安への回答です。
監視の案内があることと、実際の場の空気は別の話です。登録直後から不自然にレターが届く、会話がかみ合わないといった違和感があれば、課金は止めて様子を見ましょう。
会える・会えない:「友達をつくる」が公式の目的
説明文の書き出しは「近くのご近所の友達をつくるチャットコミュニティ」。距離順の表示はありますが、会うことを約束する記載はなく、恋愛やデートへの言及もありません。主目的はあくまで友達作りです。
「会える」を期待して課金を重ねる前に、まず出席ポイントや無料分でレターのやり取りの雰囲気を確かめる。それがこのアプリとの距離の測り方です。
怪しい・危険と感じたときの防御
ストアの年齢区分は「17+」です。ご近所が近い設計だけに、写真フィードに自宅周辺が写り込まないかは投稿前に確認したいところです。
防御の機能としては、プロフィールのシークレット写真は許可した人だけが見られる設定、アプリロック、レター受信のオフが案内されています。Appleのプライバシー表示には、ユーザーの識別情報に関連付けられるデータや、トラッキングに使用されるデータの欄があります。ダウンロード前にストアの「アプリのプライバシー」欄を確認しておきましょう。
詐欺では?課金前に確かめたいこと
公開情報だけで、詐欺かどうかを判断することはできません。確かめられるのは、2026年9月からの配信実績、販売元サイト(jipkok.app)の存在、ストアにポイント数つきで課金項目が明示されていることです。
課金するなら、150円の最小項目から試すこと。レターを送る相手が課金を急かす、外部サイトへ誘導するといった場面に出くわしたら、24時間以内対応の通報を使いましょう。
今日、いちばん近い場所で。料金とルールを確かめたうえで、まずは一通のレターから始めてみてください。

